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新技術の開発 |
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調査・設計・施工そして環境などに対する様々なニーズに応えるため、各方面の研究機関や企業等と共同で時代を先取りする様々な研究開発に積極的に取り組んでいます。そして、積み重ねたノウハウと独創的な発想で新技術の開発に挑戦し、同時に現場へフィードバックすることによって、最前線の要請に応えてゆきます。
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デジタル精密写真計測によるトンネルの監視
●超精細デジタルカメラを用いた精密写真測量法による変位計測システム
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デジタルカメラと、シール型小型反射ターゲットを用いて、基準点を用いず、フリーハンドで安価に、かつ高精度な岩盤等の変位記録を取ることが可能なシステムです
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観測者が危険個所へ近づく必要なし |
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きわめて高精度の距離精度比 |
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トンネルや切土掘削などの大規模土工・構造物工事の現場で威力を発揮 |
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ターゲットを300〜700枚(2〜4・に1枚程度)設置することで、ほぼトンネル形状を再現可能 |
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<応用例>
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トンネル掘削の情報化施工 |
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老朽化トンネルの変状監視 |
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岩盤斜面崩壊危険箇所のモニタリング |
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トンネル内ターゲット設置撮影※ |
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トンネル変形の三次元表示※ |
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長大斜面動態観測※ |
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斜面の変形の三次元表示 |
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低コストの調査で適切な経済施工・情報化施工を支援
●キーブロック解析
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トンネル孔壁や法面などの岩盤中から亀裂データ等を取得し、キーブロック理論で、脱落する可能性のある不安定ブロックを抽出し、ブロック毎に安定解析・対策工法検討を行うことにより、適切かつ経済的な設計施工が可能なシステムです。
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トンネル情報化施工への応用例
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掘削に伴う不安定ブロック抽出と対策設計
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先進導坑切羽で観察した亀裂情報を元にキーブロック解析を実施 |
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抽出ブロックに対して安定解析を実施し、要対策区間・対策工法を決定 |
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要対策区間に対してロックボルトで先行補強しながらTBMで拡幅掘削 |
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全線2.6・中の解析結果、脱落可能性ブロック38個抽出 このうち、要対策ブロックは7個
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先進導坑で観察した亀裂データを元に、TBM拡幅掘削時に得た亀裂情報を逐次修正蓄積 |
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