調査地点
調査地点は岐阜県の南東にある瑞浪市です。中央道瑞浪ICより北に車で5分ほどの場所にあり、周囲は標高差50m程度の丘陵地になっています。
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瑞浪超深地層研究所とは
本工事の発注者である、独立行政法人日本原子力研究開発機構により、主に原子力発電所などから排出される高レベル放射性廃棄物を安全に地下に処分するための地層処分技術に関する研究のうち、地下深いところの地下水や岩盤の様子を知るための手法を確立することを目的とした研究(「地層科学研究」と呼んでいます)を行うために建設されているものです。様々な研究を並行して行いながら、将来的には地下1000mの立坑と研究用の水平坑道を展開する計画になっています。
場事務所と立坑掘削やぐら(防音ハウス[右が主立坑]) |
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研究坑道レイアウトイメージ (提供:独立行政法人
日本原子力研究開発機構) |
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パイロットボーリングについて
研究坑道主立坑地下180mの坑底からボーリング調査を実施しています。立坑の内径は6.5mでその狭い範囲の中に櫓を建ててボーリングをしています。
〔ボーリング担当協力会社:三菱マテリアル資源開発(株)〕
エレベーター乗り場から坑底をのぞく
(奥に光が見えます【地下180m先の明かり】) |
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深度150m付近から坑底をのぞく
(坑底付近。内径6.5mの範囲で作業をしています) |
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作業内容
以下に示すような状況で、ボーリングにより採取された岩芯を観察し記載しています。記載の程度は割れ目一本一本に至るまでの詳細なものです。
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