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栗原市の北上川水系迫川支流二迫川(にはざまがわ)にかかる荒砥沢ダムの直上流部で、大規模な地すべりが発生している。 |
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地すべり規模は、およそ幅W=800m×長L=14000m×深D=100mの規模と推定されている。 |
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既往地震災害において最大級である。 |
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地すべり土塊移動量は100〜300m程度で、崩落土砂の一部は荒砥沢ダム湛水域に流入している。 |
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地すべり土塊の末端一部は、右岸側西方のヒアシクラ沢やシツミクキ沢を堰き止めている。 |
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また、シツミクキ沢の左岸側でも大規模地すべりや斜面崩壊が発生しており、さらに北側の沢でも崩壊が発生するなど、崩壊や地すべり性崩壊が多発している。 |
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堤高H=74.4m×堤頂長L=413.7mのロックフィルダムである。
かんがい目的で1982年着工、1998年完成、農林水産省東北農政局施工、宮城県管理。 |
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総貯水量1413万立米、うち堆砂容量62万立米
推定崩落土砂総量7000万立米、うちダム流入土砂150万立米
→堆砂容量の2倍以上の土砂が流入していることになる |
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